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2018年02月23日

『宮古島四季折々』 総集編

『宮古島四季折々』 総集編

今週の『宮古島四季折々』は、まとめ読みを推奨する総集編です!。
2016年にスタートした松谷初美さんの綴る「宮古島四季折々」は、亜熱帯の宮古島にある小さな四季のうつろいを、なにげない暮らしの中の風景を通して、宮古口を織り交ぜて優しく紡ぐとても素敵なものがたりです。
本コラムを執筆してくれているライターの松谷さんは、「みゃーくふつメールマガジン くまからかまから」を主宰されており、島のことばを大切にしながら、さまざまな楽しい話題を届けてくれています。こちらも宮古好きならぜひともオススメしたいよみものです。

それではまず、2016年3月の記念すべき第1回から、6月まで。
Vol.1 「しょうたつ(セイロンベンケイソウ)」 
セイロンベンケイソウは、「はからめ」とか「マザーリーフ」とか、色々な呼び方をされていますが、宮古口が「しょうたつ」というのは初めてここで知りました。
『宮古島四季折々』 総集編
Vol.2 「ざうかに(グミの実)」
かつては山にたくさんんあった天然のオヤツ。
「ざうかに」の種を口から飛ばす、ユーモラスな歌がとても楽しいです。

Vol.3 「テッポウユリとグラジオラス」
小学生の頃の家庭訪問の思い出に登場する、真っ赤なグラジオラスと真っ白なテッポウユリのほっこりするお話。

Vol.4 「キャーギ(イヌマキ)」
沖縄の数少ない木材種として知られているイヌマキ。
この実もまた、オヤツとして食べたという話。イヌマキの実はちょっと独特な味がします。

2016年の夏。7月から
Vol.5 「ナビガース(クマゼミ)の大合唱」
夏場は朝からうるさいセミのお話。日本で一番小さいイワサキクサゼミやビガース(くまぜみ)に、ミヤコニイニイゼミを紹介しています。
『宮古島四季折々』 総集編
Vol.6 「夏だ。海だ。」
大人になってから泳げるようになった松谷さんが、シュノーケリングの楽しり、改めて宮古の海の素晴らしさを詠います。

Vol.7 「夏植え」
夏に植えるサトウキビのお話。種や苗じゃなく、キビをカットした株を植えるのです。

2016年の秋。サシバの10月から、12月まで。
Vol.8 「サシバ」
いわずもがな。島を代表する猛禽類の渡り鳥、サシバのお話です。

Vol.9 「秋は種まき」
暑い長い南の島の夏がようやく終わり、種をまく季節。

Vol.10 「キビの穂咲き始める」
北風が吹き、伸びたキビの穂先に銀色の花が咲く。「雲海のごとく島をおおう」風景。

2017年の冬から春へ。1月~3月
Vol.11 「げっきつ(月橘)の実
強い香りを放つゲッキツ。その香りで呼び起こされる幼き日々の記憶。
『宮古島四季折々』 総集編
Vol.12 「キビ刈り」
冬本番。キビを刈る季節。手刈りはやっばり懐かしい風景のようです。

Vol.13 「寒緋桜咲く」
島の桜の季節は春になる前にやってきます。寒緋桜の力強いピンクが街並みを彩ります。

2017年春、花の季節。4月~7月
Vol.14 「デイゴの花咲く」
宮古島市の「市花木」でもあるデイゴは、印象深い赤い花。さまざまな人たちに詠われています。

Vol.15 「赤い実の宝石」
タイトルの赤い宝石とは、野生の「いちご」のことでした。ほんとうに美しい実です。
『宮古島四季折々』 総集編
Vol.16 「マンゴーの季節」
今や宮古島と云えば、魅惑の果実「マンゴー」です。
そんなマンゴーの旬はとても短いのです。

Vol.17 「んなま ずぶん(今ごろ)」
ナビガース、ジョロウグモ、ハマオモト、フウリンブッソウゲ、ゴールデンシャワー。今が盛りというお話です。

2017年8月から10月。台風もシーズン到来!
Vol.18 「台風シーズン」
台風銀座・宮古島。台風の記憶は「なびぱんびん」と「そうめんぶってぃ」の味。

Vol.19 「バンチキロー(グアバ)」
島のあちこちにあるバンチキロー。今の子供たちにはあまり好まれないと嘆く。

『宮古島四季折々』 総集編
Vol.20 「台風の後、緑が青々と」
台風の強い風雨は、色々なものを吹き飛ばして、島を浄化してくれている。台風一過に芽吹く緑に目を奪われる。

2017年の晩秋から2018年冬。11月から最新1月まで。
Vol.21 「ツバメと黒あずき」
ツバメとアズキのマメ知識的な関係。まさか、アズキじゃないなんて。。。

Vol.22 「冬なのだ」
20度を下回ると寒いと感じる島の冬。珍客、クロツラヘギをとりあげています。

Vol.23 「ツバキの花満開」
かつては干ばつに強く防風林にもなるヤブツバキは、島のあちこちに植えられていたそうです。
『宮古島四季折々』 総集編
そしてスペシャル回ならではオマケです。
「宮古島四季折々」の連載がはじまる前、一度だけ金曜特集に掲載された、パイロット版ともいえる幻の松谷さんの回です。
島の植物と暮らし~ススキ(金曜特集2015年10月30)
どこにでもあるススキも、なにげに生活と密着しているためになる話です。

まるっと、二年分。23話+オマケ1を総ざらえしてみました。
松谷さんの綴る文章は柔らかくて、それでいてしっとり包み込むような雰囲気があります。今月と来月は諸般の事情で「宮古島四季折々」はおやすみですが、4月から再登場の予定です。松谷ファンのみなさま。ちょっとだけお待ちください♪

松谷 初美(まつたに はつみ)
1960年生 下地高千穂出身
2001年より、宮古島方言マガジン「くまから・かまから」主宰
30年住んでいた東京から昨年Uターン。現在下地に住んでいる。
毎日が新鮮。宮古の魅力を再発見中。

宮古島方言メールマガジン『くまから・かまから』
http://km22.web.fc2.com/



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