2017年06月02日
Vol.16 「マンゴーの季節」

6月。マンゴーの季節がやってきた。
店頭に出るのはこれからだが、6月の声を聞くと、いよいよこの季節がやってきたなーと思う。宮古島のマンゴーは今やブランドとなり、東京のデパートなどでも売られている(東京銀座の松屋デパートで売られているのを初めて見たときは、驚くやらうれしいやら。「宮古島産」の文字をまじまじと見てしまった。笑)。種類はアップルマンゴーが主だが、7月以降に出るキーツマンゴーの栽培も増えてきている。
マンゴーが宮古で栽培されるようになったのは、1980年代だろうか。私が子どもの頃(1960年代~1970年代)は、見たこともなく、マンゴーという果物があることさえ知らなかった。今やマンゴーハウスはあちこちにあり、マンゴー農園直営のカフェも増え人気だ。
東京にいる頃は、送られてくるマンゴーを楽しみに待ち、アッという間に食べ、無くなっていたが、宮古に住むようになり、マンゴー農家や市場、スーパーなどで安いマンゴーを手に入れ、カットをして冷凍保存。それをアイスクリームにして楽しんでいる。
①冷凍したマンゴーを半解凍に(自然解凍でも良いが、電子レンジで20秒~30秒加熱しても良い)。
②ボウルに半解凍のマンゴーとカップ入りのバニラアイスクリームを入れ、かき混ぜる。両方がなじんだら、器に盛る。
※分量はお好みで
島外からのお客さんや、家族にも喜ばれるので、我が家の定番おもてなしアイスになっている。
マンゴーは3月に花を咲かせ、その後、実をつける。今ハウスの中は、袋に包まれたマンゴーがいっぱいだ。大きいマンゴーも美味しいが、ミニマンゴーも美味でお勧め。
【左】小さな花が密集して咲いているマンゴーの花。【右】マンゴーハウス~果実に袋かけしてある。
通勤途中に露地栽培をしているところがあり、ここの木もまた圧巻。のびのびと育ち、のびのびと実がなっている。
これから「宮古島マンゴーまつり」や、昨年建国(?)された「マンゴー共和国」のフェスティバルなども開催されることだろう。
6月、7月。マンゴーがたっぷり味わえる季節がやってきた。
松谷 初美(まつたに はつみ)
1960年生 下地高千穂出身
2001年より、宮古島方言マガジン「くまから・かまから」主宰
30年住んでいた東京から昨年Uターン。現在下地に住んでいる。
毎日が新鮮。宮古の魅力を再発見中。
宮古島方言メールマガジン『くまから・かまから』
http://km22.web.fc2.com/
Posted by atalas at 12:00│Comments(0)
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