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2019年02月22日

『宮古島四季折々』 総集編2

『宮古島四季折々』 総集編2

今週の『宮古島四季折々』は総集編2です。
2016年からスタートした「宮古島四季折々」は、亜熱帯の島に散らばる小さな四季のうつろいを、美しい宮古口を織り交ぜて、なにげない暮らしの風景から、松谷初美さんが優しく紡ぎあげる素敵なものがたりです。
なのですが。
日頃から多忙な松谷さんのスケジュールに、旧十六日祭(2019年は2月20日)が重なってしまい、ATALASとしてはそちらを優先していただきました。
なので、新作は来月のお楽しみとして、“振り返り一挙放送”的な総集編。『宮古島四季折々』をまとめて読むことの出来る推奨月間です!。

尚、本コラムを執筆してくれているライターの松谷さんは、「みゃーくふつメールマガジン くまからかまから」を主宰されています。島のことばを大切にしながら、さまざまに楽しい話題を届けてくれています。こちらも宮古好きならぜひともオススメしたい“よみもの”です。
 Vol.1~Vol.23はコチラ 『宮古島四季折々』総集編(2018年02月23)

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Vol.24 「ウギャスギーとフギャン
島の春は心地のよい季節なのは、人も虫も同じ。ウギャスギー(モクタチバナの木)に出没する、刺されるとひどく痛くて腫れるフギャン(イラガの幼虫)のぴるますな話(不思議な話)。
『宮古島四季折々』 総集編2
Vol.25 「島バナナ」
島ではとってもポピュラーな小さくてバナナ、「島バナナ」のほっこりこぼれ話。黄色く熟れた小さいな実には、島の人たちのさまざまな思い出もいっぱい詰まっています。

Vol.26 「だきょう(らっきょう)」
島はいっぱい美味しいものを隠している(実際、隠しているのではなく日常食なので宣伝する程ではないという感覚のようです)。小ぶりでシャキっと瑞々しいだきょう(島らっきょう)は実に美味い!。
『宮古島四季折々』 総集編2
Vol.27 「んきゃふ(海ぶどう)」
宮古の海と云えば青と名のつく色のすべてあるくらい、まばゆく煌くミヤコブルーの海を思い浮かべるけど、んきゃふ(海ぶどう)は違う。海水と淡水が混じった泥の海に生息する海藻。天然ものは今はもうほとんど採れなくなった。

Vol.28 「すとぅがつ(旧盆)」
あの世とこの世のボーダーラインがあいまいな沖縄に根強く残る旧暦の行事。その中でもお盆は、旧暦の7月13、14、15日と3日間きっちりやる。どことなく旧暦の方が人の暮らしのペースに合っているような気がした。
『宮古島四季折々』 総集編2
Vol.29 「十五夜には」
残暑厳しい島の秋はまつりの秋。にぎやかな島の十五夜の日のお話。野原の「マストリャー」、砂川や上区(下里添)の「獅子舞」など、昼夜にさまざまな祭りがあちこちの集落で催される。

Vol.30 「トックリキワタの花に」
島の澄んだ青空に映える鮮やかなピンクの花を咲かせるトックリキワタ。印象的なその花は一度見たら忘れない。花が終わったあとは、大きな実をつける。そしてはじけた実から名前の通りに真っ白な綿がもう一度”咲く”。
『宮古島四季折々』 総集編2
Vol.31 「ノビル」
近づく島の冬を前に、いろいろな実りの季節がやって来る。そのひとつがノビル。内地では春の野草のイメージだけど、島ではこの時期に見かけることが多い。ノビルの味と香りが漂ってきた気がする。

Vol.32 「葉タバコの苗植え始まる」
島の基幹産業は農業です。冬、葉タバコの苗植えが始まります。春には独特な文様の大きな葉をつけ、ピンク色の可憐な花を咲かせます。けど、花は葉を育てるために摘まれてしまいます。葉を収穫したら乾燥させて袋詰めにして保管し、8~9月頃に売買されます。
『宮古島四季折々』 総集編2


松谷 初美(まつたに はつみ)
1960年生 下地高千穂出身
2001年より、宮古島方言マガジン「くまから・かまから」主宰
30年住んでいた東京から昨年Uターン。現在下地に住んでいる。
毎日が新鮮。宮古の魅力を再発見中。

宮古島方言メールマガジン『くまから・かまから』
http://km22.web.fc2.com/


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