てぃーだブログ › ATALAS Blog › 島旅日記~八丈島と、フラクタルの魔法 › 第10話 「島の味覚」

2018年09月23日

第10話 「島の味覚」

第10話 「島の味覚」

八丈島では今、真っ赤なハイビスカスと真っ赤な彼岸花が同時に咲いています。
八丈島のハイビスカスは、いつまで見られるのかな。
住み始めて1年目の私は、この島の季節の移り変わりが新鮮です。
第10話 「島の味覚」
島の野菜は地元でもそんなに安いわけではないのですが、春から夏にかけては、明日葉(あしたば)を筆頭にいろいろな野菜がスーパーや商店に並びました。

第10話 「島の味覚」大根。じゃがいも。きゅうり。トマト。ピーマン。
島産のスイカは大玉が3000円ほどで、冷やして食べたら甘くて美味しかった。
このスイカは、なんと給食にも出て来ました。

今はナスやネリが多く出ています。
ネリとは、オクラなのことなんですが、私の知っているオクラよりも大ぶりで、柔らかく甘みが強いです。
ちなみに、ネリって呼ぶのは沖縄でも同じだそうです。沖縄本島。
他の地域でも、呼ぶところあるかな?。

沖縄で、「うりずん豆」と呼んでいた、しかくまめも島で手に入りました。
うれしいです。これ、好きなので。。。
第10話 「島の味覚」第10話 「島の味覚」
島の給食には、魚がよく出されます。
子供たちに、こんなアンケートを取りました。
もし、3日間連続して食べなければならないとしたら、唐揚げ定食?か、刺身定食か?。

結果は、全員が刺身定食でした(対象中学3年生)。

もっと低年齢だと、ちがうかな~?。
これは釣りをするのが子供たちの娯楽なので、その影響もあるのではないかと思います。

私のお気に入りは、『スーパーあさぬま』の鮮魚コーナーで販売している、トビウオのすり身です。
生姜やネギとこねて、つみれにしてあって、それを団子にしてみそ汁に落とすと、もう美味しすぎてほっぺたが落ちます。
初めは、なめろうかと思ってそのまま食べていましたが、子供はそのままでは食べなかったので、おつゆに。
美味しいのです。
ハンバーグほどの量で、250円です。
第10話 「島の味覚」第10話 「島の味覚」
あとは、島寿司。
漬けにしたネタに、わさびではなくカラシという島伝統のスタイル。
画像は島の食材がリーズナブルに食べられる、「宝亭」の島寿司と刺身。

島の魚は新鮮で、スーパーなどで気軽に安く手に入り、美味しいです。
黒潮が島から離れて寒流が入ってくると、釣れる魚も変わるそうなので、ぜひこれからの季節の八丈島にも遊びにきてください。

【島メモ】
明日葉(あしたば)
日本原産のセリ科の多年草。実際にそこまで早いわけではないが、今日、葉を摘んでも、明日にはもう新しい芽を出す、と云うくらい成長が早い。
スーパーあさぬま 大賀郷店
東京都八丈島八丈町大賀郷2370-1
※海風おねえさん(@umikaze8jo) Twitterでスーパーあさぬまの情報を発信しています。
活魚料理 宝亭
東京都八丈島八丈町三根765

扇授 沙綾(せんじゅ さあや)

1976年 東京生まれ。
2003年から2011年まで、宮古島・狩俣に住む。
伊良部島へフェリーでの1年間の通勤を経て、東京へ。
現在、東京在住→2018年、八丈島へ。
12歳の息子と二人暮らし。



同じカテゴリー(島旅日記~八丈島と、フラクタルの魔法)の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。